あきる野の洋風建築のふるカフェにハルさんが!小机邸喫茶室安居の場所や評判は?

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お店

こんにちは 🙂

レクです。

 

4月4日放送の
『ふるカフェ系ハルさんの休日』
ハルさんが訪れるのは、

東京あきる野市の白い洋館・・・
ではなく「擬洋風建築」という、

明治前期のわずか10年ほどしか
作られていない超レアな建物のカフェです。

 

お店の名前は『小机邸喫茶室安居』

 

抑えきれない興奮で、ハルさんは思わず
踊って感動を表現しています。

 

今回は「擬洋風建築」で作られた
『小机邸喫茶室安居』の場所や
営業時間など、気になることを調べてみたいと思います。

『小机邸喫茶室安居』の建築様式「擬洋風建築」とは?

西洋建築を学んだことのない
日本人の大工や宮大工、左官職人達が、

見よう見まねで建てた西洋風の建築物
のことを「擬洋風建築」と呼びます。

 

ですので、
西洋建築をちゃんと学んだ設計家の
辰野金吾氏が建てた東京駅は
「擬洋風建築」とは呼ばないんだそうですよ。

 

「擬洋風建築」は幕末から明治頃に
日本の各地で建築されたのですが

戦前は、
「西洋建築の知識がない人たちに
よって建てられた、
寄せ集めの建物」という低い評価を一部では受けていたんだとか。

 

そんな、純和風でも純洋風でもない
印象的なデザインと雰囲気は、

現代から見ると独特でおしゃれですよね。

 

『小机邸喫茶室安居』のここがすごい!


出典

この建物は明治8年ごろに7代目当主
小机 三左衛門さんが、

銀座の洋風建築に感銘を受けて真似して建てた自宅だったんです。

 

小机家は江戸時代から代々 林業を
営んでいて、江戸へと木材を出荷して繁栄しました。

 

明治時代には五日市線の開業や
発電所建設など、
地域の発展に尽力してきた旧家なんですって。

 

一見洋風のこの建物、よく見ると
和洋折衷の住宅となっていて、

壁は漆喰の土蔵造り、内部は土間に和室になっています。

 

いくら銀座で流行っていた様式とは
言え、

自宅を洋館風にしてしまうなんて、
7代目はハイカラな人だったんですね。

 

関東大震災や老朽化で何度か
補修されていますが、

小机家が自費で維持管理している、貴重な建物なんです。

 

東京都の有形文化財にも指定されていて、
今も家主は敷地内に住んでいます

 

一階部分のコテ絵でかかれた純和風の壁。

出典

 

コテ絵は江戸時代に流行した伝統的な
図柄で「波とウサギ」の文様です。

 

波は火除けのお守りの意味で、
「ウサギ」は子孫繁栄や豊穣、不老長寿を願って。
真ん中の丸窓は月をかたどっています。

 

ウサギに月なんて、7代目はお洒落な発想をする方だったんですね。

 

こちらの階段!

手すりに注目です!

木造なのにきれいに弧を描いて
いるんです。

どうやって加工したんでしょうかね。

 

細工も凝っていて芸術的!

 

玄関の上にある『獏(ばく)』を
模った漆喰彫刻は必見です。

出典

関東大震災で破損したのを現在の
当主が復元したんだとか。

硝子玉の目に苦心したそうですよ。

 

二階は通常は解放していませんが、
時々ミニコンサートなどしているんだそうですよ。

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『小机邸喫茶室安居』の場所や営業時間は?


【所在地】
東京都あきる野市三内490

【電話】 042-596-0068

【営業時間 】11:00~17:30

【営業日】 金、土、日、月、祝日
駐車場

【席数】20席
(6人掛けテーブル席2席と小上がり席あり)

【アクセス】
武蔵五日市駅前のロータリーから、
左手の道に向かい、
山道を上がっていくと徒歩約10分の
場所に見えてきます。

【駐車場】
門扉前のプロック舗装の所に
2〜3台は停められるスペースがあります。

 

『小机邸喫茶室安居』のメニューや評判は?


出典

元々は「小机邸」の建物を見学に来た
人にお茶を出す機会が多かったため、

それならいっそカフェにしましょうと始めたもの。

 

ですので、メニューの種類は、

・抹茶(和菓子付)700円

・紅茶(ポット)600円

・コーヒー500円

・自家製チーズケーキ(レア、ベイクド)500円

・りんごジュース500円

と品数は少なめです。

コーヒーには手作りクッキーが付く
そうですよ。

 

ケーキ、クッキー共に、丁寧に
作られたホームメイドの味が好評です。

 

軽食などはありませんが、
古民家カフェや建築物が好きな人に
人気のカフェになっています。

 

さいごに

『小机邸喫茶室安居』は大通りから
離れた場所にあり、車の音も届かないそうです。

 

静寂の中で、建物をゆっくりと
鑑賞する時間は心が洗われそうですね。

 

ハルさんと一緒に明治時代に思いをはせてみたいと思います。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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