仲田晃司の経歴や家族構成、性格は?ワイン醸造家の素顔【プロフェッショナル】

職人

こんにちは 😉

レクです。

 

今度1月8日(月)の『プロフェッショナル 仕事の流儀』にワイン醸造家の仲田晃司さんが出演します。

 

仲田晃司さんは、ワインの聖地である フランス・ブルゴーニュで活躍する日本人なんですが、そのブルゴーニュっていう土地はフランスの中でも特に閉鎖的なところらしいんですね。

 

その、よそ者が生きずらいと言われる土地で、しかも日本人の仲田さんが、ブルゴーニュの名だたるワイン醸造家からも一目置かれる存在になれたのはどうしてなんでしょう?

ブルゴーニュで、ここまでの成功を収めた日本人はいまだかつていないんだとか!

 

コネでもあったんでしょうか?

いえいえ、そんなのは全くないですよ。

 

じゃあ何で?

気になることが多いです。

今回は、仲田晃司さんの経歴と 成功に到った経緯を調べてみたいと思います。

 

仲田晃司さんが特別に造ったオリジナルワインが飲めるお店を見つけたので、さっそく行ってみました。☟☟☟

ワイン醸造家、仲田晃司のオリジナルワインが飲める店はここ!【プロフェッショナル】

 

『神の雫』9巻でメゾン・ルー・デュモン・ムルソー03年が登場しますが、「メゾン・ルー・デュモン」は仲田晃司さんがブルゴーニュで造っているワインです。

『神の雫』の原作者の「亜樹直」の本名は「樹林伸」さんですよ。

樹林伸の自宅に稲垣吾郎が潜入!ワインの数が桁違い!天才原作者の年収は?

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仲田晃司さんのプロフィール

出典

名前:仲田晃司(なかだ こうじ)

出生地:岡山県高梁(たかはし)市

年齢:1972年生まれ 45歳

 

現在、フランスはブルゴーニュのジュブレ・シャンベルタン村でワイナリーを経営しながら、パリで知り合った韓国人の奥様・朴在華(パク・ジェファ)さん(51歳)と長女のレアちゃん、サッカーが大好きな長男と暮らしています。

出典

仲田晃司さんとワインとの出会い

1972年、岡山県で生まれ育った仲田さんは、幼いころから「手に職を持て」とご両親に育てられたそうです。

 

そのせいか、食べることが好きだった仲田さんは、何となくコックさんになりたいという夢を持っていたんだとか。

 

大学進学と同時に上京し、バイト先を決めるときに小さいころからの夢だったコックさん、どうせなら食べたことのないフレンチがいいと思い、上野のフレンチレストランで働くことにしました。

 

上野のフレンチレストラン ペペ・ル・モコ

出典

そこでワインに出会い、 「いつか自分の手でワインを造ってみたい」という夢を頂いた仲田さんは、1995年、頼るつてもなく単身渡仏します。

 

もともと、飲食店の家系の方かと思っていましたが、そうじゃなかったんですね。

それにしても、なんて行動的!!!

仲田さんが23歳のときですから、若さゆえの勢いもあったのかもしれないですが、それにしても凄い行動力ですね。

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仲田晃司さんの修業時代と独立

仲田さんは、フランス語の勉強をしながら各地の醸造家のところで修行を重ね、、1999年、ボーヌの名門ワイン学校CEPPAで学位を取得します。

 

1999年ヴィンテージから委託生産や瓶買いをはじめ、2000年7月7日、ニュイ・サン・ジョルジュにワイナリー、「Maison Lou Dumont(メゾン・ルー・デュモン)」を設立しました。

 

と、さらっと書くとこんな感じですが・・・

会社といっても、古道具屋で買ってきた机をひとつ置いただけの4畳半のオフィスで、仲田さんと奥さん、そしてフランス人の従業員2人の合計4人でのスタートでした。

しかも、

会社設立と同時に仲田さんが交通事故に遭うなど、出だしは好調とはいかなかったようです。

 

そして努力が実り、転機が訪れます。

2003年、仲田さんは念願の自社の醸造所をジュヴレ・シャンベルタンに開設します。

そのお披露目会のスペシャル・ゲストとして招かれた、在りし日のアンリ・ジャイエ氏が仲田さんのワインを大絶賛したんです!!!

 

これには、周囲はもとより仲田さん自身もビックリな出来事でした!

 

というのは、

アンリ・ジャイエ氏は「ブルゴーニュの神様」と呼ばれた方で、他人のワインについて、滅多に評価しないことで有名な方だからです。

 

そのアンリ・ジャイエ氏に大絶賛されたんですから、瞬く間に世界中に知りわたり仲田さんの造るワインは『神様が認めたブルゴーニュ』と認められました。

 

更に、アンリ・ジャイエ氏に

「自分自身のアイデンティティをワインに表現せよ」

とアドバイスを受けた仲田さんは、「日本人であるということ」、「自然と人間に対する真摯な尊敬の念」の象徴として、「天・地・人」をラベルに込めることにしました。

「人」という字が少しだけ大きく書かれていますね。

これは、造る人の努力だけではなく、流通や販売、レストランなど、様々な人の繋がり、そして何よりも最後に味わう人、を考えてそうしたそうです。

仲田さんはズバリ、ワインの「本質」は「人」にあると断言しています。

 

ワインの品質も、製造方法も高く評価されている仲田さんなので、さぞかし高いワインかと思いきや、そんなことありませんでした。

どれもお手頃価格!!

 

それは「飲んでおいしいワイン」をつくることをモットーとしているためで、みんなに飲んでもらえないような値段のワインはつくらないとのことなんだとか。

その考えは今でも変わらないそうですよ。

 

2008年3月にメゾン・ルー・デュモンをジュヴレ・シャンベルタン村に移転。

同年8月には、念願の自社カーヴを取得しました。

 

現在メゾン・ルー・デュモンのワインは、日本、韓国、台湾、中国、シンガポールといったアジア諸国を中心に販売されています。

 

日本でも、スーパーやインターネットで手軽に手に入るワインなので、敷居が高くなく、飲みたいときにいつでも飲めるのが魅力的ですよね。

 

そして念願のぶどう畑を手に入れます。

2012年になり、仲田さんの長年の念願が叶ってぶどう畑を購入しました!!

今では、全て有栽培でぶどうを育てているそうです。

 

あれ?

そこで思ったのは、今までぶどう畑持ってなかったの?

という素朴な疑問。

 

ぶどう畑を持っていないと醸造家になれないと勘違いしていた私は少し驚きました。

 

どうやら、仲田さんの詳しい職業はネゴシアンなんだそうで。

 

「ネゴシアン」???

「ネゴシアン」というのは、自社畑を一切持たず全て買付けたブドウだけで醸造、または樽もしくはボトルで買い付け熟成を手掛けるスペシャリストのことをいうそうなんですね。

 

自社畑を持たず ぶどうを栽培しないのなら、何だか簡単そうに思ってしまいましたが、実はそうではなくて、買い付けたぶどうだけで毎年同じレベルの品質を保ったワインを造り続けることが出来るのは並大抵のことではないのだとか。

まさに選ばれた神の舌のみが可能とする超人のなせるワザと言われています。

 

さらに、大物生産者がズラリ名を連ね 閉鎖的だと言われるブルゴーニュ地方において、彼らとの信頼関係を確実に築きあげて、高品質ブドウや、幻といわれるボトルの買い付けに成功するのは常人ではまず不可能!!

まさに仲田さんの努力と人柄の賜物なのではないでしょうか。

 

マンガ『神の雫』では「ムルソー03年」をゴッホの名作『花咲くアーモンドの小枝』にたとえて紹介していましたね。

番組では『神の雫』とコラボとなっていましたが、もしかいたらこの下りのことを放送するのでしょうかね?

 

いったい、仲田さんはどんな人柄なのでしょうか?

 

≪次のページに続く≫

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