こんにちは、有名人大好きの
サバ夫です。
名バイプレーヤー
として名高い山本學さんが
82歳になった現在も
ますます活躍中です。
年齢的にも体が大変という
ことで所属事務所を
離れたようですが。
最近もＴＢＳ系ドラマ
「下町ロケット」
で好演を見せるなど
仕事が切れる気配はありません。
サバ夫世代なら
山本學さんと言えば
やっぱりテレビドラマの
「白い巨塔」かな。
懐かしくなってきたので
山本學さんの若い頃の活躍も
振り返ってみます。
山本學の若い頃は？
山本學さんの誕生日は
1937年１月３日。
生まれは大阪で育ちは東京。
父は建築家の山本勝巳さん。
叔父には「あゝ野麦峠」など
のメガホンを取った
映画監督の山本薩夫さん。
俳優の山本圭さん、
山本亘さんは実弟です。
子供の頃の山本學さんは
父の背中を追って
建築家を目指していたそう。
芝居の舞台装置に興味を持って、
弟・山本圭さんの友人だった
俳優の東野英心さんの父、
「水戸黄門」の黄門役で
一世を風靡した
東野英治郎さんに相談します。
「舞台装置は仕事に
なりますか？」
という質問の返答は
「飯は食えない」
ただ東野英次郎さんは
「芝居を分からないと何も
できないから、まずは
養成所に入れ」と
誘いを受けたそうです。
1955年に俳優座養成所に入所。
同期には田中邦衛さん、
露口茂さんがいました。
裏方での活動を
希望していましたが
２人の卓越した演技力を見ながら
役者として成長していきます。
もしかして東野英次郎さんは
山本學さんの素質を見抜いて
いたのか。
さすが黄門さま！
映画では1957年「裸の町」
でデビュー。
テレビドラマなど舞台以外の活躍も
目立っていくようになります。
写真はテレビドラマのワンシーン
山本學さんはこの時30歳くらい
ではないかと思われます。
胸のＱチャンの意味はなんだろう…。
ホント、時代劇でも怪役でも
何でもうまいですもんね。
山本學さんは！
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山本學は白い巨塔の里見役で田宮二郎と共演
山本學さんの代表作といえば
何といっても1970年代後半に
フジテレビ系で放送された
ドラマ「白い巨塔」。
主演の田宮二郎さん演じる
財前五郎のライバル医師である
里見脩二役。
財前とは対照的で出世欲がなく
愚直に治療と研究に没頭するキャラ。
山本學さんは大学中退ですが
中高大と成蹊学園。
おぼっちゃま？としての育ちも
ぴったりハマった気がします。
視聴者の支持は財前よりも
里見に集ったほど。
主演の田宮二郎さんが原作者の
山崎豊子さんに
「内容を何とかしてもらえないか」
と言ったとか言わないとか
という逸話もあります。
1978年に田宮二郎さんは
このドラマの収録を終え猟銃自殺。
当時サバ夫は子供でしたが、
確かドラマは最終回とその前の
２話分残っていて、
予定通りに放送された記憶が
あります。
午後９時スタートだったので
眠い目をこすりながら見たな。
田宮さんばかりみてドラマの
内容が頭に入ってこなかったけど…。
山本學さんや脇を固めた人々に
とっても
ラスト２回は気の毒な感じだったと
思います。
山本學は養命酒キャラクター
山本學さんは1980年代から
1990年代にかけて
「養命酒」の
イメージキャラクターを
務めました。
山本學さんが出演したテレビＣＭ
では、
養命酒の歴史を説明しています。
起用に至った経緯は
わかりませんが、
ＣＭを見る限り「白い巨塔」での
医者役の印象からでしょうかね。
なんかテニスを楽しむ姿も
医者の休日、
ってイメージがする…。
現在は藤井隆、乙葉夫妻が
務めていますけど、
歴代のキャラクターは漫画家の
加藤芳郎さんや、
俳優の藤田まことさん、
赤木春恵さんがいます。
年齢を重ねてもパワフルに仕事を
していた人たちばかり。
やっぱり、養命酒って
効くのかなあ…。
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山本學は病気？
養命酒のおかげなのか？
山本學さんが大病をしたという
情報が、これまで伝わったことは
ありません。
しかし、山本さんは2007年に妻を
ガンで亡くしています。
結婚した妻は一般の人ですが
原爆の被爆者で平和活動に
関わっていたよう。
山本さんは妻の死を
一部にしか知らせていないらしく。
そういえば子供がいるのか
いないのかも流れてきませんし。
プライベートをきっちり分ける人
なのでしょうか。
ちなみに山本さんは再婚で
初婚は1966年。
相手は女優の水野久美さんでした。
うわぁっ！
超～美人！
しかし、水野久美さんとは
３年ほどで別れています。
また、山本學さんは2012年９月の
自民党総裁選挙で
「安倍晋三総理大臣を求める
民間人有志の会」
の発起人を務めました。
山本學さんが政治的活動をする
イメージはなかったのですが。
安倍首相も成蹊大なので
そのつながりかと思ったり
しますけど。
昔の演劇人ですから思想なども
エネルギーにしているのかな。
そのあたりは謎ですが。
山本學の現在は？
病気はしていないにしても
高齢となった山本學さん。
体が辛くなってきたので
「役者は引退しよう」と
思っているそうですが、
周りは許してくれません。
「下町ロケット」を
見ていた方はわかるでしょうが。
泣かせましたね…
山本學さんの演技。
あの農家の老父を依頼された時に
「心臓が悪い」という
キャラ設定があり
「途中で死ぬのだろう」と
軽い気持ちで引き受けたそう。
ただ、逆の立場で考えたら
山本學さんにチョイ役など
依頼するわけはないでしょう。
山本學さんが考えていた以上に
スケジュールは長期となり、
ドラマ人気を押し上げる立役者の
一人となります。
ここ数年だけでも
ＮＨＫの「おんな城主 直虎」
フジテレビの「ハゲタカ」で
山本學さんの姿を見ました。
2020年に映画化される
予定の「峠 最後のサムライ」
でもキャストに入ってます。
山本學さんはもともと
裏方希望だったこともあり、
演じる時は周りを引き立てることを
心がけているよう。
まずは自分が目立つようにと
努力していかなければならない
のが芸能界だと思いますが。
山本學さんのような考えで
存在感を出せる俳優は
やはり貴重なのでしょう。
たぶん、
永遠にお役御免となることは
ないはず。
サバ夫がもし、
山本學さんのそばにいたら
「誠に残念ではありますが、
引退はあきらめてください」
と、お伝えすると思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
サバ夫と申します。
しがないフリーライターですが、
以前ちょっと芸能界に関わる仕事をしたことも…。
今は北海道住みです。
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