こんにちは、有名人大好きの
サバ夫です。
先ごろ、シンガーソングライターの
泰葉さんのことについて
調べていましたが。
泰葉さんの現状に対して、
母の海老名香葉子さんの
子育て失敗が原因では
という声も多く見かけました。
落語の林家一門を取り仕切る
立場として、
またエッセイストとして
活躍する海老名香葉子さん。
実の顔はこう、みたいな
記事もたくさん出ていますので
そのあたりを拾ってみます。
目次
海老名香葉子のプロフィール
海老名香葉子さんは
1933年10月6日生まれ。
本名は海老名嘉代子。
東京都墨田区立川の出身で、
実家は釣り竿の名匠と言われる
「竿忠」です。
生い立ちについては次の項目で
触れますが、
海老名香葉子さんは1945年の
東京大空襲で
父、母、祖母、2人の兄、
弟の6人を失いました。
家族は2つ上の兄と二人きりに
なり、親戚をたらい回しに
なった末、
竿忠の常連客だった落語家の
三代目三遊亭金馬さんの養女と
なります。
そして
「昭和の爆笑王」と言われた
初代林家三平さんと出会い
1952年に結婚。
4人の子供は紹介するまでも
ないかも知れませんが
海老名美どりさん、泰葉さん、
林家正蔵さん、二代目林家三平さん
と二男二女も著名人。
1980年に夫の初代林家三平さんを
亡くしてからも、
三平一門を存続させるために奔走し
続けました。
また、
戦争体験からの講演活動のほか、
エッセイスト、絵本作家としての
顔もあり著書は多数。
増位山大志郎のヒット曲
「そんな夕子にほれました」
の作詞者でもあります。
1985年には戦争体験を小説化した
「うしろの正面だあれ」(金の星社)
を発刊し、
1991年にはアニメで映画化。
林家を取り仕切る立場としては
家族や一門をマネジメントする
「ねぎし事務所」の代表取締役
として、
現在も影響力を働かせています。
85歳の海老名香葉子さん。
「老害」チックな見方をされる
こともありますが、
これだけスーパーな活動を続けて
きていますからね。
さまざまなところにニラみを
利かせられるのも当然なのでしょう。
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海老名香葉子の生い立ちは?
海老名香葉子さんの実家「竿忠」は
財界、芸能界にも常連客が多く、
第二次世界大戦前は
「すき焼きを食べる余裕があった」
という裕福さを誇っていたそう。
しかし、戦況が悪化。
海老名香葉子さんが小学5年生
だった1945年3月。
東京は大空襲に見舞われます。
海老名香葉子さんは静岡に
疎開中で、
父、母、祖母、2人の兄、
弟の6人を失いました。
遠く東の方がが赤く染まるのを
見ていて「どうかみんな無事で」
と泣きながら祈りましたが
通じませんでした。
4日後に2歳上の兄が
ボロボロの姿で訪ねてきて
「みんな死んじゃった」。
家族は2人だけとなり、
その後は親戚をたらい回し。
その兄、中根喜三郎さんと
「徹子の部屋」に出演したことも
あります。
以前は優しかったという親戚も
余裕がなくなったのか
冷たくされ苦労したようで。
その後、自宅跡に
「金馬来たる。連絡乞う」
という看板を見つけます。
父親と親しかった
三代目三遊亭金馬さんからの
メッセージでした。
神田の楽屋を訪ねると
「生きていたのか!
辛かったろう。うちの子に
なりなさい」
神様のような人ですね。
確かに写真も釣り竿いじってます。
海老名香葉子さんは、その晩の
布団の温かさを今も忘れないそうです。
海老名香葉子さんは、
このような悲惨な体験から
平和活動に熱心です。
また、落語の世界における
立ち回りを見ても、
助けてくれた落語に恩返しを、
という気持ちは相当に強い
のではないでしょうか。
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海老名香葉子の性格は?毒親?
海老名香葉子さんは
「きっちりした人」
「厳しい人」
などのイメージを世間に
持たれていると思います。
子供たちとの不仲やトラブルを
報じられることも多いので、
「毒親」
と揶揄されることもあるようですが…。
まず、知られているのは
長女・海老名美どりさんとの確執。
1975年に海老名美どりさんは
峰竜太さんと結婚。
その直後に峰竜太さんは、
海老名家が懇意にしていた
石原プロの所属となりました。
しかし、峰竜太さんが
2000年に独立したことから
不仲となったとか。
また、次女の泰葉さんは…。
海老名香葉子さんを
攻撃しまっくてますけど…。
泰葉さんは精神状態の
悪化を自覚した2014年ごろ、
海老名香葉子さんに
SOSを発信。
「お母さん、お家に帰ってもいい?」
海老名香葉子さんは、それまで
強情だった娘の豹変ぶりに驚き
「すぐに帰ってきなさい」
と招き入れます。
その直後のインタビューでは
「昔のような優しい子に
戻っている」
と言っていたのですが…。
2016年6月に泰葉さんは
実家を飛び出してしまいます。
そして…。
「裏金を隠し金庫に溜めている」
「私を3時間土下座させた」
とツイッターに書き込んだり。
週刊誌の取材には
「うつなのに
『甘やかすから治らない』
と3日間食事を抜かれたり、
『お前は使い物にならない』と言われた」と。
泰葉さんの言い分をどこまで
信じればいいかわかりませんけど。
相撲や落語の世界などは、親方の
家族は弟子たちと一緒に生活を
するのが一般的で。
親方は弟子の手前、
自分の子供には弟子以上に
厳しく接しなければならず、
子育てが難しい面がある、
という話を聞いたことがあります。
確かに泰葉さんを見ていると
甘えたい時に甘えられなかった
積年の恨みがあるような
感じがしないでもない…。
海老名香葉子さんも高齢ですし。
親子がお互いを分かり合える日は
来ないのでしようか。
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海老名香葉子は嫁差別している?
海老名香葉子さんの次男、
二代目林家三平さんが女優の
国分佐智子さんと2011年に
結婚した当初、
海老名香葉子さんは嫁差別を
しているのでは、という噂が流れ
ました。
長男の林家正蔵さんは
有希子夫人と1984年に入籍して
います。
ハキハキとモノを言うタイプらしく
姑の海老名香葉子さんには
「100点満点の嫁」
と信頼を置かれてるのだとか。
ただ、
結婚直後の国分佐智子さんに
関しては
「まだまだ勉強中だから」
と素っ気なかったそうで。
なんか…怖いですね…。
その後に週刊誌が
海老名香葉子さんに嫁差別について
直撃した記事がありますけど。
「2人を分け隔てしているなんてことは全くないわよ(笑)。有希子のことは
頼りにしてますし…。私、最初、さっちゃんの料理を下手だって言ってたんですけど。最近、うまくなっちゃってね」
うーん、怖さがぬぐえない…。
「ただ、さっちゃんはうちに来たばかりですからかわいいですよ。“お母様、教えて、教えて”ってくっついてきますからね」
さっちゃんへ。大変そうですが、
どうかお体にお気を付けて…。
サバ夫は男なので林家正蔵さん、
二代目林家三平さんも
間に挟まれて大変なんじゃないかと。
やっぱり…怖いですよ…ね。
さいごに
2018年に海老名香葉子さんは
三遊亭好楽さんの弟子の襲名を
巡り、
トラブルになったことを報じられ
ました。
三遊亭好楽さんは以前に
「林家九蔵」と名乗っており、
それを真打ちとなる弟子の
好の助さんに襲名させる予定でしたが。
しかし、
「三遊亭に行った人が
林家はおかしい」
と海老名家に認めてもらえな
かったそう。
難しいんですね。
落語の世界も。
好楽さんの根回しが
足りなかったのかも知れない
けど、
海老名香葉子さんも、絶対に
譲れないところだったのでしょうか。
好の助さんには気の毒でした。
せっかくの真打ち昇進に
ケチが付いたみたいで。
そのこだわりがあるからこその
一門なのかも知れませんけどね。
2019年3月に
海老名香葉子さんは東京大空襲の
供養式に出席。
「あと15年は生きて、
戦争ほど恐ろしいものは
ないということを伝えたい」
とコメントしました。
戦争の悲惨さを伝えられる人も
少なくなってきています。
一門や家族のことで、良くも
悪くも注目を浴び続けてきた
海老名香葉子さん。
ただ、平和活動の露出だけは
減らさないでほしい、
というのがサバ夫個人の願いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

サバ夫と申します。
しがないフリーライターですが、
以前ちょっと芸能界に関わる仕事をしたことも…。
今は北海道住みです。
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