こんにちは 🙂
ウズラです。
知ってました？
2018年11月3日はゴジラ生誕
64周年だったんです！
そんなゴジラの最初の主演俳優、
宝田明さんの事を調べてみました。
宝田明のプロフィール
1934年4月29日生まれ。
身長は183センチ。
この時代の人にしたら背が高い
ですよね！
幼少時、父親の仕事の関係で満州に
いましたが、終戦後、
父親の故郷の新潟県に移りました。
中国語と英語も堪能で、
とっさに出る言葉が中国語になる
こともあるんだそう。
俳優仲間の森繫久彌さんと
三船敏郎さんも中国語を話せ
たので、
よく3人で監督の悪口や女優さんの
品評など、
人に言えない話を中国語でして
いたんですって。
1953年に高校卒業後、
東宝ニューフェイス6期生として
俳優デビュー。
めちゃくちゃ美形！！
同期には藤木悠さんや岡田眞澄さん
などがいます。
1954年、「ゴジラ」で初主演。
それから東映若手トップスターに
なって、
連日銀座で夜遊びをしていた
みたいです。
昭和の二枚目スターそのもの
ですね（笑）。
1964年に
文部省芸術祭奨励賞を受賞。
香港でも多数映画出演をしていて、
東南アジアでも人気があり、なんと
ジャッキー・チェンさんも宝田さんの
ファンだったそうです！
映画だけではなく、
舞台やテレビドラマでも活躍して、
特に舞台はミュージカルの草分け的
存在にもなりました。
1980年には、
ミュージカル俳優養成学校
「宝田芸術学園」を開校、
しかし1983年に閉鎖になりました。
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宝田明の戦争体験
宝田さんは現在84歳。
戦争の辛い体験もされています。
出典：http://tak05.cocolog-nifty.com/
朝鮮で生まれ、2歳で満州に移り、
そして小学2年からハルピンへ。
12歳まで日本の地を踏むことは
なかったそうです。
ハルピンでに日本の敗戦を知り、
ソ連軍から身を潜める日々。
お父さんは中国人の部下にも
分け隔てなく接していたからか、
「我々がかくまうから
残ってください」と言ってもらったそう。
生きる為に靴磨き、たばこ売りを
やり、
貨物列車まで石炭も運びました。
そして、駅で出征したお兄さんを
探していた時、
ソ連兵に脇腹を撃たれたのです。
病院も薬もない、傷は悪化。
お母さんが連れて来てくれた
元軍医による緊急手術。
といっても、麻酔も手術道具も
ないから、
身体を縛り付け、裁ちばさみで傷口を
開き、弾を取り出し、
針も糸もないので傷口は
そのままという荒療治。
想像するだけでも、
いや想像なんかできないですけど、
痛いなんてもんじゃないでしょうね。
1946年11月に日本への引き上げが
決まりますが、
一緒に強制使役になった三兄とは
離れ離れに。
仕方なくホームの鉄骨に新潟の住所を
貼り、両親、宝田さん、
弟さんの4人で食べるものもない時も
あり苦しみながら2ヶ月半かけて
新潟に着いたそうです。
その後、三兄も新潟に着くのですが、
15歳で見捨てられたという思いが強く、
しばらくして家を出ました。
宝田さんは、ロシアの芸術などは
素晴らしいと思っているそうですが、
観たくも聴きたくもないとの
事です。
体験から、それだけ全てを否定して
しまっているんでしょう。
戦争の怖さと悲しさと怒りは、
体験した人じゃなきゃ分からない
ですし、
でも、体験はしたくないですね。
平和がいいです。
現在は、自身の経験を語り継ぐ
という活動で、講演をしたり、
毎年「宝田明物語」という
朗読ミュージカルを行っています。
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宝田明は若い頃にゴジラ出演？
そんな辛い体験をして
日本に戻った宝田明さん。
ようやく平和に暮らせるように
なって、
俳優に興味を持ち始めた時、
友人に誘われて東宝ニューフェイス
オーディションを受けました。
何千人もの応募者が並んでいて、
尻込みしたみたいですが、5ヶ月後の
最終の審査まで進みます。
尻込みして帰らないで
良かったですね（笑）。
そして、19歳の時に「ゴジラ」の
主役に大抜擢。
やっぱり背が高いというのも
抜擢理由だったみたいです。
事務所から「主役をやらせてやる」と
言われ喜んで撮影初日に
「新人の宝田です。主役をやらせていただきます」
と挨拶すると
照明の親方に
「バカヤロー！主役はゴジラだ！」
と怒鳴られたそうです（笑）。
ちなみに「永遠の特撮ヒロイン」と
言われている水野久美さんとは
『怪獣大戦争』（1965年）
『ゴジラ・エビラ・モスラ
南海の大決闘』（1966年）、
『ゴジラ FINAL WARS』（2004年）
の３作品で共演しています。
X星人・波川女史をご存知の方は
いらっしゃいますか？
「いやいや、当然知ってるでしょっ」
という方は、
よっぽどの特撮ツーか、それなりの
年齢の方とお見受けします。
水野久美さんを語ると
脱線しまくるので、気になる方は
こちらでご確認を！
水野久美の若い頃と現在は？夫は略奪婚で息子も俳優？山本學と離婚の理由は？
宝田明さんに戻しますね。
宝田さんは、
自身の本「銀幕に愛をこめて」でも
「ぼくはゴジラの同期生」という
副題をつけています。
そうですよね、宝田さんの最初の
銀幕の大々的なデビューは、
ゴジラの大々的デビューとなる
初回なんですもんね。
64年経った今でもゴジラは
人気者ですし、
宝田さんも現役バリバリです。
素晴らしい！
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宝田明の娘と息子も芸能人？
宝田明さんは1966年に日本初の
ミス・ユニバースに選ばれた
児島明子さんと結婚。
2人の男の子、1人の女の子を
授かります。
（女の子2人という記事も
ありますが、
二男一女が本当みたいです。）
その中の1人、長女が歌手で女優の
児島未散さん。
1990年に浅野温子さんが出演した
シャンプーのCMソングに起用された
「ジプシー」が大ヒット。
そして、1995年と1998年に
「3年B組金八先生」の
英語教師役で出演。
ここで「あ！あの人か！
見たことあると思った！」と
思った私は金八マニアです（笑）。
その後、アメリカに移住しますが、
今は日本でライブハウスで
音楽活動を再開しているそうです。
児島未散さんが宝田明さんの
娘さんだって知らない人は
多いんじゃないでしょうか。
児島姓ですし。
他のお子さん2人は芸能活動されて
ないのか、
情報はありませんでした。
宝田明の嫁との離婚理由は？
児島未散さんが児島姓なのは、
親権がお母さん児島明子さんだから
でしょう。
1984年に宝田明さんは
児島明子さんと離婚してしまいます。
1954年に知り合って、
児島さんが他の人と婚約されたり、
宝田さんも香港女優と
スキャンダルがあり、破局したと
思いきやの1966年の結婚。
絆は強いのかと思いましたが、
離婚の理由はなんなんでしょう。
それは、宝田さんの浮気。
はい、終わり（笑）。
その後、宝田さんはその不倫相手と
結婚します。
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宝田明は再婚して現在は？
では、その不倫相手というか
再婚相手とは？
1975年に宝田明さんと
ミュージカルで共演した
16歳年下の女性。
そして宝田さんは彼女を自分の
事務所に移籍させ、
その後、芸能活動を停止、
宝田さんの秘書になりました。
けっこう長く続いてたんですね。
児島明子さんは子供を連れて家を出た
という報道も当時あったらしく、
宝田さんも否定も肯定もしなかった
そうです。
もうダメだったんでしょうね。
そして離婚が成立し、
宝田さんは再婚。
児島さんは養育費は貰わなかった
ということで、
児島さん強い！って感じです（笑）。
再婚した奥さんとは今も続いて
いて、
愛犬のサラ・ベルナールちゃんと
３人？で仲良く暮らしています。
いつまでもかっこいい背筋が
ピンとした宝田さんでいて
ほしいですし、
余計なお世話ですが奥さんを
どうぞ大切に。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
昭和歌謡と時代劇と猫が好きな、普段はコールセンターにいる女です。
猫とダラーンと暮らしたい。
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